講座レポ

強く残る父へのわだかまり
講座2回目は1回目よりもっとずっと色んなことを考えさせられる内容でした。

父のワークは私にとってまさにパンドラの箱を開けるくらい
仄暗い心の奥底にしまって絶対に蓋が開かない様に押し込めてきたものを出すのと同じくらい怖いことでした。

先生1つ懺悔をしたいのですが、先生からの質問の中で「お父さんに死んでほしかった?」と聞かれた時、私はみんなの前で嫌な自分を見せたくなくて自分を取り繕いました。

その当時は死んでしまえばいいのに、こんな人存在しなくていいのにと本気で思っていました。
先生はもしかしたらそんな私の本当の気持ちを引き出す為に質問されたのではないかと、取り繕ったことを心から後悔しました。


本当に父に『死んで欲しい』が答えなのか?
今の私の心に問いかけたら、出てきた答えはやはりNOでした。

初めての感情
私が学びに来た理由の一つに、自分が結婚して子供が出来て、その子供に父を憎んでいることを伝えるのか?
子が親を憎めばその軋轢が必ずその子供、またその子供に引き継がれる。

そして自分のした事は必ず自分に返ってくる。

私はこの負のスパイラルを止めたくてヒロコ先生の所に来ました。


皆さんの前でお話しした事件の時の父の言動を、祖母から「あなたが心配でした事なのよ」と諭されたこともあります。
若い頃はそれを理解出来ず、自分の体裁を守ることに必死でした。

数年前に父と少し和解した後も、その事を頭で理解してても心は晴れませんでした。
本当の心の奥底まで潜って、トントンとドアを叩いて自分の心の答えを出せていたわけではありませんでした。

先生との問答の最後に私の頭の中の映像に浮かんだのは、ずっと忘れてしまっていた父との楽しかった思い出、写真の中で優しそうに笑う父でした。

「私はどんな形であれ愛されていたんだ」そう思えたら心のブロックがボロボロと崩れ落ちて愛で満ち溢れていくのを感じました。

今までこんな感情になったのは初めてでした。

「これが私の父です」と胸を張って言いたい
私は今まで「優しい人だね」と言われることに違和感を感じていました。

何故だろうと考えてみると
父のことが嫌いで、憎んで、死んで欲しいとか今まで思って来た自分に対して、
私は許されないしそんな素晴らしい人間じゃないと思う反発心からきてるんだと気づきました。

また私が今まで誰かとお付き合いすることを拒んできた理由も、父の事を相手に説明するのが怖いというのが大きかったと思います。


でも、よく考えたら
自分自身が愛される自信がないことを全て父のせいにしてきたことに気づきました。


今回の講座で『父の事を話しても大丈夫なんだ』『本当の私を思ってくれる人はどこかにきっといる』と思えるようになりました。

今まで私はもし結婚したとしても父を結婚式に呼びたいと一度も思った事がありませんでした。
でも今はどんな父でも「これが私の父です」と胸を張って言いたい。

私の結婚式に出席して欲しい。
自分の幸せになった姿を見てもらって父にちゃんと感謝したいです。

次回講座に向けて
私はヒロコ先生の元で乗り越える強さを学びたい。

偽善じゃなくて優しくて強い人になりたい。

次回の講座でももっとパワーアップしていきたいです。
ヒロコ先生には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。次の講座もすごく楽しみにしてます。